【SEO対策】SEOで検索上位を狙うために対策すべき10の方法【超基本】

 

サイト運営者にとって検索結果で1つでも上位に表示されるようにすることは最も大事な対策です。

 

検索結果1ページ目に表示されることも1件でも上位に表示されることだけでアクセスするユーザー数が圧倒的に異なります。

 

結果としてサイトでのコンバージョンにも大きな影響を与えます。

 

リスティング広告で広告費をかければ上位表示させられますが、予算も限られていたり常に広告を出稿するのは厳しいでしょう。

 

広告費をかけずに検索結果の上位表示を目指す「SEO対策」をすることがサイトの目標を達成するためには必須といえます。

 

そこで今回は、サイトで検索順位を上げるためのSEOで対策すべき10の方法についてまとめて解説していきます。

 

SEOとは

SEOとは検索エンジン最適化のことで、Search Engine Optimizationの略です。

 

検索結果の上位表示を狙うための施策で、リスティング広告とは異なりお金をかけずに検索上位への表示を狙う施策のことです。

 

SEO対策は検索表示が1つ上に上がるだけでもアクセス数に大きな影響があると言われています。

 

検索結果の1ページ目に表示されないと基本的にはサイトを閲覧してもらえないと考えておいていいでしょう。

 

なぜならユーザーは2ページ目に移動するよりも検索キーワードを変更するケースが多いためです。

 

きっとあなたも同じような行動をとっているはずですよね。

 

検索エンジンとして最も代表的なものはご存知のGoogleです。

 

2019年8月現在の日本市場におけるPC・タブレット・スマホ全てのデバイスを含めた検索エンジンのマーケットシェアではGoogleが75.3%、Yahoo!が20.27%、Bingが3.71%という割合です。

 

日本ではYahoo!を利用しているユーザーも多いとはいえ、Googleが圧倒的なシェアを誇っています。

 

引用元:statcounter GlovalStats Search Engine Market Share Japan

 

GoogleとYahoo!で9割のシェアを獲得しており、また現在はYahoo!は Googleの検索アルゴリズムを採用しています。

 

つまり、SEO対策=Google対策と考えて問題ないです。

 

SEO内部対策と外部対策

SEO対策と言ってその方法には内部対策と外部対策と別で対策があります。

 

内部対策

内部対策とはWebサイトの各ページへの対策でこれを元にGoogleのクローラーがサイトを巡回してユーザーにとって価値の高いサイトと判断したものを検索エンジンにインデックスされる仕組みとなっています。

 

外部対策

外部対策とは他サイトから被リンクを受けたり、ソーシャルメディアへのリンクによる対策のことです。

 

これらは内部対策と異なり外部からの影響ですので自分でコントロールし狙って対策することが難しい施策と言えます。

 

以前は被リンクを獲得するためにSEO悪徳業者にお金を払って検索上位を狙うといったビジネスが横行していました。

 

そのため一時期Googleの検索上位にはスパムまがいのサイトが並ぶようなユーザーにとっては酷い状態が続いていたのです。

 

しかしGoogleがSEO悪徳業者の排除を目指し、有名な大型アップデート(ペンギンアップデート等)対策を行ったことでそのような悪徳業者の検索結果は圏外へ飛ばされました。

 

と同時に被リンクを購入していたサイトも同様に圏外へ飛ばされる事態となりました。

 

今では悪徳業者の数も減少したとはいえ、今でもわずかに残っている業者もあるそうなのでサイト運営者は悪徳業者の手にかからないよう注意しましょう。

 

外部対策よりも内部対策をしっかり行うこととユーザーにとって課題を解決してくれる価値の高いサイトであることが求められています。

 

本記事で扱うのも内部対策によるものですので、これからその対策すべき10の方法を紹介していきます。

 

1.ページタイトルの最適化

ページタイトルとはHTMLの<title>で設定する内容であり、検索結果のタイトルとして表示される内容のことです。

 

ページタイトルを最適化するために必要なことは3つ挙げられます。

 

  • 各ページの内容に適したタイトル名をつける
  • タイトルは長すぎず簡潔に
  • むやみにキーワードを入れない

 

では3つの必要なことについてそれぞれ解説していきます。

 

各ページの内容に適したタイトル名をつける

ユーザーが検索をする理由は何か解決したい課題や悩みがあり、それを解決してくれる情報を求めて検索キーワードから有益なサイトを探しています。

 

そこで自分にとって必要な情報を得られるサイトはタイトルから判断してアクセスしますので、タイトル名とページの内容が異なればユーザーはすぐ離脱することでしょう。

 

Googleの検索エンジンはそれぞれのページの内容と適さないタイトル名をつけていると評価しないので内容に合ったタイトル名をつけることが必須といえます。

 

タイトルは長すぎず簡潔に

ページタイトルの適切な文字数は30文字程度で簡潔に設定するべきです。

 

理由は簡単で検索結果に表示される文字数がそもそも30文字程度だからです。

 

それより長いタイトルを設定できますが、ユーザーにとっては確認することができないので長すぎるタイトルはつけないようにしましょう。

 

むやみにキーワードを入れない

ページタイトルに狙ったキーワードを入れることはSEO対策として重要ですが、むやみにキーワードを入れることはむしろ検索エンジンからマイナスに捉えられてしまう可能性があります。

 

そのためキーワードは1〜2語に絞って、タイトルを前方に入れることがベターです。

 

次に説明するメタディスクリプションの最適化も大事ですが、ユーザーはほぼページタイトルでサイトへアクセスするか判断するケースが多いです。

 

そのためページタイトルからユーザーの興味を惹くコピーにしましょう。

 

2.メタディスクリプションの最適化

メタディスクリプションはHTMLの<meta name=”description” content=””>のcontent=””に設定する内容のことです。

 

ユーザーが記事ページを内容を理解するために簡潔にまとめたものです。

 

ページタイトルの次にユーザーがサイトへのアクセスを判断する内容となります。

 

メタディスクリプションは80〜100文字程度でまとめるようにし、必ずキーワードを含めるようにしましょう。

 

タイトルと同じくむやみにキーワードを入れることは検索順位を落とすこともあるので注意が必要です。

 

またページの内容に関係のない文章は入れないこと。

 

極端な例ですが、「これはWEBサイトです。」など

 

またそれぞれのページでメタディスクリプションを設定するようにしましょう。

 

3.URL設定

URL設定ではすでに独自ドメインを取得している場合には修正することはできませんが、これから独自ドメインを取得する予定であればSEO対策として十分に検討する必要があります。

 

ドメイン設定

独自ドメインはドメイン会社から購入することで自由に選択することができます。

 

そしてドメインには様々な種類があります。

 

ビッグワードと言われる.comや.netや.jpを使用することがSEO対策として影響があると言われています。

 

なので出来る限りビッグワードでドメインを取得するようにしましょう。

 

分かりやすいURL設定

サイトの内容がわかりやすいURL設定をしましょう。

 

URLにキーワードを含めることでSEO対策として有効とされています。

 

ですがこちらもキーワードを入れすぎるとマイナスに捉えられてしまうのでキーワードは1語程度にしておきましょう。

 

またそれぞれのページのパーマリンク設定も必要です。

 

別記事でWordPressでサイトを作られている方向けにパーマリンクを自由に設定できるプラグインについて紹介しています。

【WordPress】URL(パーマリンク)を自由に変更できるプラグイン!

 

4.サイトマップの設定

SEO対策としてサイトマップはGoogleの検索エンジンにサイト構成を把握させるのに大事です。

 

ここではサイトマップとその中のXMLサイトマップについて解説します。

 

サイトマップとは

サイトマップとは、サイト全体のページ構成を一覧で記述した地図のようなものです。

 

サイトマップにはHTMLサイトと、XMLサイトマップがあります。

 

HTMLサイトマップはユーザー向けに作成するもので、XMLサイトは検索エンジン向けに作成するものです。

 

ここではXMLサイトマップのみ説明します。

 

※WordPressでサイトマップを簡単に作成できるおすすめのプラグインについて別記事に紹介しております。

WordPressでサイトマップ簡単作成!おすすめプラグイン

 

XMLサイトマップ

XMLサイトマップは検索エンジン向けに作成するサイトマップです。

 

クローラーはXMLサイトマップを確認して検索エンジンにインデックスしていくので作成して登録しておく必要があります。

 

またXMLサイトマップの設置をGoogle自体推奨をしています。

 

XMLサイトマップを作成したらGoogle Search Consoleからすぐにサイトマップを追加しておくことをおすすめします。

 

追加しなくてもそのうちクローラーはサイトを巡回しますが、登録することで優先的にサイトを巡回してくれます。

 

たとえば、新しい記事を更新した際にSEO対策としてサイトマップをつど更新することも有効です。

 

Google Search ConsoleへのXMLサイトマップの登録方法について先ほどの記事の中で説明しているのでご確認ください。

 

5.見出しの最適化

ページタイトルと同じく記事内のそれぞれの小見出しを最適化することもSEO対策として重要と言われています。

 

それぞれの見出しにキーワードを1つ入れるようにしましょう。

 

見出しタグはページ全体のバランスをみて設定し、コンテンツの階層がわかりやすいように設定します。

 

たとえばページのタイトルにh1を使用し、そのほかはh2〜h4で配置するのがいいでしょう。

 

6.画像の最適化

画像を最適化するためにalt属性を必ず設定するようにしましょう。

 

なぜならGoogleのクローラーはどのような画像なのか確認するためにalt属性のキーワードで判断をしているからです。

 

Googleは画像認識でどんな猫もAIで判断できるようになったニュースで有名ですが、未だにWebサイトの画像認識はalt属性でされています。

 

これから導入されるかもしれないAI認識を頼りにするよりは今できるSEO対策をしておくべきです。

 

alt属性には主に2つのことに注意して指定するようにしてください。

 

  • image1.jpgのような一般的なファイル名は使わない
  • キーワードを詰め込みすぎたり極端に長いファイル名にしない

 

では注意すべき2つのことについてそれぞれ解説していきます。

 

image1.jpgのような一般的なファイル名は使わない

例えば猫の画像であればsmall-cat.jpgのように画像を見なくてもイメージできるキーワードにしましょう。

 

キーワードを詰め込みすぎたり極端に長い画像ファイル名にしない

alt属性で設定するキーワードの入れすぎはむしろマイナスとなるため控えるべきです。

 

また極端に長い画像ファイル名にするとクローラーに判断して正しく判断してもらえなかったり、スパム認定されるかもしれないので注意してください。

 

7.パンくずリストの設置

パンくずリストはWebサイトの現在位置を示してくれるものです。

 

そのためSEO対策としてだけでなく、ユーザビリティを高めるためにも必要な設定になります。

 

Googleはユーザーフレンドリーなサイト設計を行なっていることも評価の対象としています。

 

たとえば本記事ではnumablog > Web Marketing >【SEO対策】SEOで検索上位を狙うために対策すべき10の方法【超基本】

 

※WordPressでサイト運営されている方はおすすめのプラグインについても紹介しております。

【WordPressプラグイン】パンくずリストを表示するBreadcrumb NavXT

 

8.レスポンシブデザイン対応

 

レスポンシブデザインとは、PC、タブレット、スマホサイズのデザインを1つのページで対応する技術のことです。

 

レスポンシブは表示スピードが速いというメリットがありGoogleが推奨しています。

 

PCサイズとスマホサイズを別々に制作するパターンもありますが、今では少なくなっています。

 

2008年のiPhoneが世に出てから急速にスマートフォンを普及し、2015年ころにはサイトへアクセスされているデバイスでスマホがPCを抜いたと統計が出たニュースもありました。

 

読者の方も実感しているでしょうが、それくらいスマホでの閲覧が多くなっているのです。

 

そのため現在は「モバイルファースト」の時代といわれ、モバイルフレンドリーなサイトを作る必要があります。

 

レスポンシブ対応していないサイトは検索順位が落ちていくと言われています。

 

なのでもしサイトがレスポンシブ対応でないのであればサイトを改善するのがおすすめです。

 

実際、レスポンシブ対応されていないサイトはユーザーの離脱率にも影響を及ぼすといわれています。

 

サイトとして価値のある情報を提供することはもちろん重要です。

 

しかし、せっかく良質なコンテンツを提供しているのにユーザーの取りこぼしがあると非常にもったいない。

 

レスポンシブ対応は必ず済ませておくことをおすすめします。

 

9.ページスピードの改善

ページが表示されるスピードについても検索エンジンは重視しています。

 

そのためページスピードを改善することは検索上位を狙うためにも対策が必要でしょう。

 

Googleが無料で提供しているPage Speed InsightsでサイトURLを入力することでページの表示速度を数値で表してくれます。

 

また改善できる項目なども詳しく分析してくれるのでチェックしてページスピードを改善するようにしましょう。

 

ページスピードが遅くなる原因としては画像が重たいことが多いです。

 

なので圧縮をしたりむやみに貼り付けないなど対策する必要があります。

 

僕が使っているおすすめの画像圧縮サイトについて紹介しておきます。

 

10.コンテンツSEO

 

これまで9つのSEO対策を上げてきましたが、ずばり一番大事なSEO対策はコンテンツSEOです。

 

コンテンツSEOとはユーザーの課題を解決する良質なコンテンツを発信することでこれが最も効果的なSEO対策となります。

 

Googleの検索アルゴリズムは常にアップデートを続け、今後はより小手先のテクニックでは上位を狙うことは難しくなっていきます。

 

なので最も効果的なSEO対策としてはユーザーの課題を解決できる最も良質なコンテンツを提供し続けること。

 

当たり前のことですが、これが重要であることを理解しておきましょう!

 

そしてここで、Googleが提示している使命を引用します。

 

「Googleの使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスして使えるようにすることです。」

引用元:Google 検索の仕組み | Google の使命

 

この文章に全てが詰まっていると言えますね。

 

Googleというプラットフォームの中で自分のサイトを上位に上げるためにSEO対策をすることと同じく、Googleが提供している情報に常にアンテナを貼っておくことも大事です。

 

最後に

今回は「SEOで順位を上げるために対策すべき10の方法」でSEO内部対策の各施策について解説してきました。

 

ユーザーに価値のある情報を提供するコンテンツSEOが最も重要であることは理解できたと思います。

 

またそれ以外の9つのことは基本的な対策ですので必ず押さえておきましょう!

 

ここまでに挙げたSEOで検索上位を狙うために対策すべき10のことについてのまとめになります。

 

  1. ページタイトルの最適化
  2. メタディスクリプションの最適化
  3. URL設定
  4. サイトマップの設置
  5. 見出しの最適化
  6. 画像の最適化
  7. パンくずリストの設置
  8. レスポンシブデザイン対応
  9. ページスピードの改善
  10. コンテンツSEO

 

最初に設定すればそのあとは気にしなくてもいいものもあります。

 

面倒だとは思いつつサイトをより良くしていくために1つずつ改善していきましょう。

 

ここまで改善するためにWordPressのおすすめプラグインを紹介している記事も取り上げていましたので参考にしてみてください。

 

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