読書習慣を身に付けるための7つのメソッド【読書が続かない人は必読】
最近、読書はしましたか?あるいは読書をする習慣は身についていますか?
おそらく読書することは大事だと思いつつ「なかなか読書する気分にならない」「読書習慣が身につかない」「読書する時間が取れない」など挙げられるでしょう。
日本人は1ヶ月に1冊も読書しない人が圧倒的に多く、後で紹介する書籍「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」では、
本を月1冊以上読む人であるだけで「8分の1」の人になれると著書の中で書かれています。
つまり読書しない社会人が大半だからこそ、読書習慣を身に付け「読書をしない人たち」を抜きんでることができるのです。
読書をしている人=お金持ち・成功者という成功法則が成り立つわけではありません。
しかし、多くの成功者が読書家であることが多いと言われています。
元Microsoft CEOのビル・ゲイツ氏はどんなに忙しい日でも必ず1時間は読書をすると決めているそうです。
その他FacebookCEOのマーク・ザッカーバーグ氏やPayPalやテスラ・モーターズを創業し、現在はスペースX CEOのイーロン・マスク氏、日本ではSoftbank の孫社長や楽天の三木谷社長も読書家として有名です。
これだけ見てもいかに成功者が読書家であるかがわかりますね。
僕の読書習慣を簡単に紹介しておくと、学生時代に年間で100冊以上読むことができた年もありました。
今は社会人ですが、年間50冊を目標にして2年連続達成しています。
平均的な社会人より読書をしており、苦労もなく継続できています。
それは読書のメリットに気づき、読書週間を身につけたからです。
この記事では読書週間を身に付けるための7つのメソッドについて紹介していきます。
その前に読書週間を身に付けるために理解しておくべき読書のメリットについて解説していきます。
目次
読書のメリット
読書のメリットは人それぞれですが、挙げるとキリがありません。
僕個人の意見ですが、読書をして感じる読書のメリットについてまとめております。
- 成功者のマインドや思考を取り入れることができる
- 情報弱者から脱却できれば損する機会が減る
- ネットやニュースの情報の波に流されず、知識や情報を元に判断することができる
- 著者の主張に疑問を持ったり、知らなかった知識に触れることで考える力が身につく
- これから世の中、未来がどうなっていくのか予想することができる
読書のメリットについてここでは細かく説明はしませんが、僕は主にこの5つのことがあげられました。
5つ目の「これから世の中、未来がどうなっていくのか予想することができる」は少しわかりにくいので補足しておきます。
これは5GやAI、ブロックチェーン技術など新たなテクノロジーが生まれていく中で未来はどう変化していくのかを読書によってイメージしていくことです。
また歴史を学ぶ、つまり過去を知ることで未来を予想することもできます。
歴史は繰り返される。
よく聞く言葉ですが、ファッションのトレンド周期などや戦争は昔から繰り返されているなど。
全く同じように繰り返される訳ではないですが、歴史を学ぶことから未来に備えることができるでしょう。
読書習慣を身に付けるための7つのメソッド
では本題となる読書習慣を身に付けるための7つのメソッドを順に紹介していきます。
これは試行錯誤する中で僕が読書習慣を身に付けるための取り組みを整理したものです。
それぞれに合った読書習慣を身に付ける方法はありますので、参考にしながら色々試してみてください。
ここで紹介する方法は「読書習慣を身に付ける」が目的なので、読書の仕方や記憶する読書法とは異なることだけ先にお伝えしておきます。
①毎日最低5分読む
読書習慣を身に付けるためには、「毎日取り組む」が大事です。
いやいやそれができないから困っているんだ、、
そう思われるかもしれませんが、どんなに忙しくても毎日5分は読書に充てる時間はありますよね。
テレビを見たりスマホをいじっている時間は1日のうちできっとありますよね。
その時間を毎日読書に変えるだけで簡単に習慣を身に付けることができます。
もうちょっと読めるという人は例えば、「毎日通勤の15分は必ず読書する」でもいいでしょう。
ここで大事なことは「あえて自らハードルを上げないこと」です。
新年の目標のように達成できるか怪しい目標を掲げるのではなく、どんな日でも毎日取り組めるくらいハードルを下げることが週間を身に付けるためには大事です。
歯を磨くのと同じように意識しなくてもできるくらい小さな行動に分解するのです。
最初は毎日5分から読書を始めるようにしましょう。
②いつどこで読むかを決める
読書習慣を身に付けるためには、いつどこで読書するかを決めておきましょう。
毎回読書をしようかと判断しなくてもいい状態を目指します。
人は楽をしたがる生き物なので自分の意思に頼ろうとするのは続かない原因になります。
なぜなら読書以外にYouTubeやSNSなど他に面白いコンテンツは豊富にあり、それらは気軽に楽しめるからです。
だからこそ、いつどこで読書するかを決めておくと迷わないのですぐに読書することができます。
例えば、以下のようなタイミングが読書する時間として挙げられます。
- 朝の通勤電車の移動時間
- 昼の休憩時間
- 夕食の後
- お風呂の中
- 就寝前
読書はいつでもどこでもできますが、おすすめとしてはなるべく早めの時間に読書することです。
1日の早めのうちに毎日5分の読書を達成しておくことで習慣化する可能性が一気に上がります。
夕食の後と決めていても急な飲み会の誘いが入ることもありますし、寝る前の読書は仕事で疲れていて読書できないと「一日だけなら」と諦めてしまうこともあります。
「一日だけなら」が習慣化をジャマする原因です。
朝目覚めた後は脳がスッキリしているので読書で得た知識が定着しやすく、集中力も高いと言われています。
朝起きてから5分読書や朝の通勤時間、少し職場に早めについて近くの喫茶店で読書でもいいでしょう。
まずは自分で決めた目標を早めにクリアしていくことを意識しましょう!
③書籍は常に持ち歩く
読書習慣を身につけるためには「書籍は常に持ち歩く」が鉄則です。
銀行や市役所などで手続きが必要な時も持っていく。
旅行に行く時も買い物に行く時もなるべく書籍は持ち歩く。
いつでも持ち歩いていると暇なときに「ちょっと読書でもしようか」となった時にさっとカバンから取り出すことができます。
「意識たけえ!」「荷物増えるからそれちょっと、、」
そう思われた方もいるでしょうが、慣れれば持っていないほうが不安になるくらいです。
意識しているよりも日常にはスキマ時間がたくさんあります。
そのスキマ時間でただスマホを眺めて過ごすのか、読書して学びにするのか。
この記事を読んでいる方には説明する必要はないでしょう。
根性論に聞こえますが、要は「環境を作る」ことです。
習慣化するためには根性論やモチベーションに任せず環境を作ってしまうのが一番継続できます。
環境を作っておくと思わぬポジティブ思考も得られます。
例えば、交通機関で「大幅な遅れが出ました!」とアナウンスされた時、
「うわぁ〜だるい!」となるよう状況でもカバンに本を忍ばせていれば「ゆっくり読書する時間ができたしラッキー」
とネガティブな状況をポジティブに考えることができるようになります。
大抵のストレスの原因は「自分でコントロールできないこと」から起こります。
急なトラブルや手続きなどの待ち時間は自分でコントロールすることができないですが、「読書する」という「自分でコントロールできる時間」を手に入れればポジティブに捉えることができます。
常に本を持ち歩くことで時間を有効に使うこともできるのです。
本を持ち歩くのが重い!という方はKindleなどの電子書籍を利用するなり使い分けしてもいいでしょう。
④アウトプットする
読書習慣を身につけるためにセットでアウトプットを意識してみてください。
読書から得た知識はアウトプットすることでより定着します。
読書で内容をまとめてみるでいいですし、SNSやブログで発信するなどでも効果はあります。
思い切って「月◯冊は読書する!」とSNS上で宣言してもいいでしょう。
アウトプットはネットでの発信に限りません。読書の内容を友人に話してみるのも効果的です。
話すことで整理して理解できているか気づくことができます。
友人に話すと勉強になったと言ってもらえることもあります。
もし友人も読書習慣に目覚めたらいいサイクルが生まれます。
一緒に取り組むとモチベーション維持にも繋がります。
これも先ほど書いた「環境づくり」と同じことです。要は「習慣は環境によって作られる」ことを覚えておきましょう。
⑤アプリで管理
読書習慣を身につけるためにはアプリを上手く活用して管理することもおすすめです。
繰り返しになりますが、「人は楽をしたがる生き物」であり「習慣は環境で形成される」
このことを理解した上で、根性論やモチベーション、メンタルに左右されず習慣を作るためにアプリで管理してしまうのです。
僕はToDoistというアプリで毎日取り組むことをリスト化していて、達成すればチェックをつけるということを行なっています。
先ほど紹介した「毎日5分の読書」から設定すればいいでしょう。
無理に目標のハードルを上げず、毎日小さな成功体験を積み重ねることが自然と習慣化につながります。
ハードルを上げず毎日淡々とこなすために無駄な意思決定する余地を与えない。
アプリで自分を管理してしまうのが有効です。
そして、タスク管理アプリだけでなく、読書メーターなどのアプリがあり自分が読んだ本をアプリ上で本棚のように管理することができます。
有名なアプリは2つありますのでどちらかお好みのアプリをアップロードしてみてください。
⑥書籍を買うまたはKindleUnlimitedに登録する
読書習慣を身につけるためには思いきって書籍を購入してしまうです。
「当たり前やん!普段から買ってるわ!」という方は気にしなくていいです。
この話の対象の方は友人から借りたり図書館で借りようとする方です。
つまり自分でお金をかけない方です。
しかし「お金を払う」ということに実は大きな意味があります。
身銭を切って購入した本、飲み会を断って買った本、ゲームに課金したかったけど自己投資のために買った本。
本にお金を払うということは他のものにお金を払うことを諦めたことになります。
せっかく他のものを変えたお金を本に使ったわけですから、「損したくない精神」や「払った分の元を取る精神」でもいいと思います。
「お金を払う」ということは「読書習慣を必ず身につける」という保険にもなるということです。
またはAmazonが提供するKindleUnlimited(キンドルアンリミテッド)というサービスを利用するのも効果的です。
月額980円でいつでもどこでもスマホやタブレット、PCなどの端末で読み放題のサービスです。
Kindleでも無料で読めるものもありますが、KindleUnlimitedなら小説やビジネス書だけでなく、漫画や雑誌など膨大な量の本を読み放題です。
コストパフォーマンスは最高のサービスです。
月額980円は書籍一冊購入するよりもお得ですし、毎月お金を払っていると考えるとやはり読まなきゃ損の精神が生まれます。
これも何度もお伝えしている「自分で読書習慣を身につける環境をつくる」ということです。
Kindleで無料から始めたいという方はAmazonプライム会員を登録をすれば一部Kindleで読書することができます。
まだAmazonプライム会員でないという方は無料期間がありますので、試してみるといいでしょう。
※勿論、使ってみて有料サービスは嫌だという方は無料期間内にキャンセルすることができます。
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⑦いきなり分厚い本や難しい本に挑戦しない
ここまで読んできた方は「さあこれから読書習慣をつけて難しい本も読めるようになるぞ!」とモチベーションが上がっているはずです。
その気持ちめちゃくちゃわかりますが、注意が必要です。
モチベーションが上がったのはいいことですが、いきなり分厚い本や専門書のような難しい本を購入してしまうと挫折の原因になります。
読みごたえのある本を手にしたくなる気持ちはわかりますが、まずは読書の習慣を身につけてからでも十分間に合います。
「読書の習慣」を身につけるという意味ではハードルを下げて読みやすく、かつ興味のある内容がおすすめです。
読書はすればするほど他にも読みたい本や知りたい情報が溢れてきます。
むしろ読みたい本はたくさんありすぎて、どの本から読もうか迷うくらいです。
読書で知識を得たり新たな気づきが得られる喜び・楽しさを知ることができれば、いずれ分厚い本でも喜んで読み進められるようになります。
おすすめ書籍5選
ここまで読んでくださった読者の方に向けて「読書習慣を身につけるためにおすすめの書籍5選」ということで紹介していきます。
「何を読んだらいいのかわからない」という方はぜひ参考にしてみてください。
ここで紹介する書籍は主にビジネス系の書籍になります。
ビジネス系書籍を紹介する理由は小説だと好みが別れるので万人に紹介しにくいためです。
紹介する書籍は200ページもないものや、多くても300ページはいかない程度です。
また文字がびっしり書かれているものでなく、挿絵や図表があったり誰でも読みやすい書籍でおすすめしています。
「バカになるほど本を読め!」 神田昌典
1番最初に紹介するのは神田昌典著「バカになるほど本を読め!」です。
いきなりタイトルの癖が強いですが、笑
こちらは読書の方法やなぜ読書をすべきなのか?、読書することのメリット、その先の行動へ繋げるところまで書かれた書籍です。
神田昌典さんはベストセラー作家でもありますので、この本はこれから読書習慣を身につけようという方にはぜひ読んでいただきたい1冊です。
「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」 藤原和博
次に紹介するのが藤原和博著「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」です。
藤原和博さんは人材企業日本最大手のリクルートからキャリアをスタートし、次のキャリアでは義務教育初の民間校長として杉並区和田中学校校長を歴任され、現在は教育改革実践家として活動されています。
藤原和博さんが提唱するキャリアの掛け算で「100万に1人になる」こと。
そのためにまずは1つの分野で「100人に1人になる」
つまり1%の人になるためにそれぞれのキャリアや志向に合わせて紹介している著書になります。
この著書の中で、どのキャリアにも当てはまる1%の人を目指すために「本を月に1冊以上読むこと」を必須条件としています。
冒頭でも日本人は読書をしない人が多いと紹介しましたが、まさに月に1冊の読書で「8分の1」の人になることができると書かれています。
藤原和博さんが提唱する1つのキャリアで「100人に1人」を目指し、それを3つのキャリアで掛け算することで競合のいないオリジナルの「100万人に1人」の人になるというもの。
あのホリエモンこと堀江貴文さんも共感しているキャリア論で今後のキャリアの進め方の指針としても読むことをおすすめします。
「最短の時間で最大の成果を手に入れる超効率勉強法」 メンタリストDaiGo
3つ目に紹介するのが、メンタリストDaiGo著「最短の時間で最大の成果を手に入れる超効率勉強法」です。
この本は読書だけでなく、勉強法にフォーカスした内容になります。
心理学や最新の研究に裏打ちされた目から鱗の勉強法が科学的なメソッド35として紹介されています。
この本はメンタリストDaiGoさんの中でも売れに売れており、累計300万部(2019年)を突破しているベストセラー本です。
これまで学校で受けてきた教育がいかに非科学的で非効率なものであったかを最新の研究データなどを元に論理的に解説されています。
また図や絵を使って視覚的に学べることもさすがメンタリストDaiGoさん、効率的に学べる工夫を感じられます。
しかも紹介されているメソッドは誰でも簡単に始められるものばかりです。
まだ読んでいないという方は「読書 × 勉強法」が一気に身につけられるのでおすすめです。
最短の時間で最大の成果を手に入れる超効率勉強法 /学研プラス/メンタリストDaiGo
「学びを結果に変えるアウトプット大全」 樺沢紫苑
4つ目に紹介するのが、樺沢紫苑著「学びを結果に変えるアウトプット大全」です。
こちらもいわゆる勉強本ではありますが、これまでインプット偏重の勉強をしていたと反省した本でした。
理想的なインプットとアウトプットの最適な比率は「インプット:アウトプット=3 : 7」である。
僕はこの本を読んだときは衝撃を受けました。
内容としてはアウトプットの方法が各チャプターで2〜4ページ程度で完結するように紹介されています。
また絵や図がめちゃくちゃ豊富でここで紹介する本の中で見た目は最も分厚いですが、サクッと読み終えることができます。
またチャプターで別れているので目次を見て興味のあるところだけ読み進めてもいいでしょう。
これを読めば、「読書したらアウトプット!」のマインドに切り替わっていることでしょう。
学びを結果に変えるアウトプット大全 /サンクチュアリ出版/樺沢紫苑
最後に
読書習慣を身につけるための7つのメソッドということで自分の経験を元に紹介してきました。
紹介してきた7つのメソッドを整理すると
- ①毎日最低5分読む
- ②いつどこで読むか決める
- ③書籍は常に持ち歩く
- ④アウトプットする
- ⑤アプリで管理
- ⑥書籍を買うまたはKindleUnlimitedに登録する
- ⑦いきなり分厚い本や難しい本に挑戦しない
また4点おすすめの書籍を紹介しました。
- 「バカになるほど本を読め!」 神田昌典
- 「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」 藤原和博
- 「最短の時間で最大の成果を手に入れる超効率勉強法」 メンタリストDaiGo
- 学びを結果に変えるアウトプット大全 /サンクチュアリ出版/樺沢紫苑
今回は読みやすく読書週間を身につけたい方向けに厳選しているので参考にしてみてください。